元ネタ一覧/ギア/アロメ

Last-modified: 2023-03-12 (日) 23:21:32

アロメロゴ

アロメギアの元ネタと思われるもの。
あくまで推測なので実際に元ネタとなっているのかは不明。

他のギアについては、元ネタ一覧/ギアを参照。
ブキ等に関する元ネタは元ネタ一覧を参照。情報提供等も元ネタ一覧のコメント欄へ。


ブランド

1から登場するスポーツブランド
ハイテクスニーカーや一流アスリートへのギアの提供などで業界を走り続けるトップランナー。
3時点では15年以上前の定番モデルのリブートや、サステナブルな素材に力を入れるなど、新たな試みに力を入れている。

基本的なコンセプトとモデルはアメリカのスポーツシューズブランド「Nike」(ナイキ)であろう。
過去の定番のリブート品を度々出している点や、サステナビリティに意欲的に取り組んでいるという点も、現実のNikeと同じ。

ブランドロゴはアメリカのスポーツブランド「Under Armour」が由来か?(参考情報元:http://fluffmore.com/arome_brand/
アロメロゴ Under Armourロゴ
それとも、卓球メーカーのバタフライが由来か?
Butterfly_brand_logo.svg

名前は海藻類の「アラメ」から?(https://twitter.com/haircut_100_FG/status/686225633437851648
あるいはロゴがインクリングの目の周辺の黒い部分にも見えるため、「鴉鷺目(あろめ)」(=黒白目)かもしれない?

フク

アロメT ゴブゴブ

Nikeが2019年秋冬に日本のファッションブランドsacai(シチリンの元ネタ?)とコラボして発売した再構築T「ハイブリッドTシャツ」 https://www.goat.com/apparel/nike-x-sacai-hybrid-t-shirt-canyon-gold-obsidian-cd6310-711
アロメT ゴブゴブ/Tentatek Tandem/Nike x sacai "Hybrid T-Shirt" Canyon Gold & Obsidian

ゲーム中では、アロメのロゴマークのTシャツと、4連のテキストロゴのTシャツ(リイシューTと同じ柄)が組み合わされている。
元ネタでも、Nikeのロゴマークである「スウッシュ」が描かれたTシャツと、4連のいわゆる「ゴツナイキ」と呼ばれるレトロなフォントのテキストロゴのTシャツが組み合わされている。

「ゴブゴブ」は「五分五分」で、ゲーム内では2つのTシャツを再構築させていることからだろう。
ただし、現実の元ネタでは3つのTシャツを使用しており、五分五分以上に複雑な形になっている。

リイシューTシリーズ

Nikeがブロック体のロゴを使用していた1970年代のビンテージTシャツ。
ロゴがゴツいことから、日本では「ゴツナイキ」と通称される。
参考情報元:https://at44min.hatenablog.com/entry/2022/09/28/154413

何度か復刻されているものの、1970年代当時のオリジナルの真作は3万円程度の高価格で取引されている。https://www.feeetshop.net/product/74528
リイシューT/Retro Tee/Nike 1970s vintage block letter logo T-shirt

ただし、ゲーム中のギアはビンテージ品そのものではなく、アロメ社が現代に再生産(リイシュー)したものであろう。

クツ

アロメッシュイエロー

2からの続投。
MERRELLの「CHAMELEON II STORM GTX XCR YELLOW」 https://item.rakuten.co.jp/gettry/j83489/
参考情報元:https://mono-log.jp/archives/2018/01/spl2_artbook.php
アロメッシュイエロー/Yellow-Mesh Sneakers/Merrell "Chameleon II Storm Gore-Tex XCR" Yellow

なお、3発売時点でのバージョンでは、アロメッシュイエローはデータ上には存在するものの入手手段が存在しない。https://splatoonwiki.org/wiki/Yellow-Mesh_Sneakers

イカサシ スクランブル

Nikeの「Air Kukini 'Game'」(エア クキニ・ゲーム)。 https://www.nike.com/jp/t/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%AD-%E3%82%A8%E3%82%A2-%E3%82%AF%E3%82%AD%E3%83%8B-%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA-B95GV7
イカサシ スクランブル/U Jellys/Nike "Air Kukini 'Game'"

Air Kukiniは2000年に発売され、当時は斬新なデザインから話題となりコカ・コーラやジュンヤワタナベとコラボしたものの、その後は2012年に亜種が出ただけで、事実上の廃盤となっていた。
ところが、スプラトゥーン3発売の3ヶ月前である2022年6月に22年ぶりの復刻を果たしたことで話題になった。
復刻版の発売時期的に3の開発時期とやや合わない気もするが(出てからモデルを作ったにしては速い)、Air Kukiniが復刻されるというリーク情報は実は2021年中に既に出回っており(https://sneakernews.com/2021/11/09/nike-air-kukini-2022-release-info/)、これを受けたものだろう。

名前の「イカサシ」というのは、蜘蛛の巣を模したAir Kukiniのラバーパーツ(シューレースの代替)を、イカの刺身に見立てたものと思われる(参考情報元:https://twitter.com/TatakiKatsuwono/status/1572807800270749697)。

「スクランブル」とは通信用語の一つで、傍受を防ぐために電波を撹拌して撹乱すること。
元ネタのデザインテーマである「グリッチ」(バグ、もしくは映像や音の乱れ)と同様、靴のアッパーの乱れた模様を指したものであろう。

NNJグリーン

Nikeの「Aqua Rift Multicolor」 https://sneakerwars.jp/items/view/11390
NNJグリーン/Wasabi Tabi/Nike "Aqua Rift" Multicolor

1995年に発売されたNike Air Riftを2020年にアップデートしたもの。

名前のNNJは、このスニーカーが足袋に似ているところから、ninjaの略称?
英語版では「Wasabi Tabi」(山葵足袋)となっていてちょっと面白い。

テンヤ8 レッド

Nike「Air Raid」(エアレイド)の日本未発売カラー「Univerisity Red」(ユニバーシティ・レッド)。http://www.youngcalifornia.com/2014/04/university-red-nike-air-raid/
テンヤ8 レッド/Tenya OctoReds/Nike "Air Raid" University Red

エアレイドは1992年に初登場したスニーカーで、手前でクロスしたストラップが一番の特徴。
ユニバーシティレッドは2014年に発売された限定色で、2021年にも復刻された(ただしいずれも日本では未発売)。
なお、赤はバスケットボールの名門校セント・ジョーンズ大学のスクールカラーである。

ただし、テンヤ8とエアレイドとはディテールにやや違いがあり、特に実物のエアレイドはクロスしたストラップの上の方がそのままくるぶし側に行くが、
テンヤ8ではクロスしたストラップは全てソール側にくっついており、くるぶしの裏にはもうひとつ別のストラップが配置されている。
そのため、エアレイドとは違い、巨大なシュータン(ベロ)が外からよく見えるようになっている。
この巨大な赤いシュータンはNike「Air Command Force University Red」などが似ている。

名称は、エアレイドが英語で「空襲」という意味であることから、「天の矢」→テンヤだと思われる。
8は「8」の字の真ん中がクロスしているから、クロスストラップの形を表したものだろうか?

ビーンズシリーズ

シアンビーンズ・ピンクビーンズ・ブラックビーンズはいずれも1・2からの続投。

Nikeの「Air Max 1」及び「Air Max 90」が元ネタという説と、New Balanceの「574」が元ネタという説に分かれている(参考:https://tannsokumegane.com/splatoon2gire-motif/
どちらによりよく似ているかは甲乙つけ難いため、両方から着想を得たというのが穏当なところだろう。

特殊カラーのうちシアンビーンズの主な元ネタは、2012年にNew Balanceが、東京・上野のスニーカー店ミタスニーカーズ及びアメリカ発祥の日本のスポーツ用品店オッシュマンズとコラボした「ML574 "Mojito"」(モヒート)と思われる。https://www.kicksonfire.com/mita-sneakers-x-oshmans-x-new-balance-ml574-mojito/
シアンビーンズ/Cyan Trainers/mita sneakers x OSHMAN’S x New Balance "ML574 'Mojito'"

なお、Nike Air Max 90系では、「Air Max 90 Ultra 2.0 Flyknit “Hyper Turquoise”」という限定モデルがシアンビーンズに近いが、こちらは発売が2017年でスプラトゥーン1より後のため、時期的に元ネタではないだろう。

ピンクビーンズは女性向けレーベルNike WMNSから2010年に発売された「Air Max 90 - Vivid Pink/White」が元ネタか?https://solecollector.com/news/2010/11/available-nike-wmns-air-max-90-vivid-pinkwhite
ピンクビーンズ/Pink Trainers/Nike WMNS "Air Max 90" Vivid Pink & White

MOVEレッド

斜めに入ったシューレースとカラーリングはNikeの「ZoomX VaporFly NEXT% 2 Siren Red/Dark Smoke Grey/Summit White/Volt」 https://store.shopping.yahoo.co.jp/archtrade/cu4111-600a01.html
前モデルの「ZoomX VaporFly NEXT%」は2020年の第96回箱根駅伝を席巻したため、一時期は厚底シューズ禁止報道が流れるほどだった。
MOVEレッド/Turbo Tabi Red/Nike "ZoomX VaporFly NEXT% 2" Siren Red/Dark Smoke Grey/Summit White/Volt

先がやや盛り上がっており、二股に分かれているトーはNikeの「Air Rift Breathe」https://www.endclothing.com/jp/nike-air-rift-br-847609-800.html
MOVEレッド/Turbo Tabi Red/Nike "Air Rift Breathe" Total Crimson & Pink Blast