バトロイカのギアの元ネタと思われるもの。
あくまで推測なので実際に元ネタとなっているのかは不明。
他のギアについては、元ネタ一覧/ギアを参照。
ブキ等に関する元ネタは元ネタ一覧を参照。情報提供等も元ネタ一覧のコメント欄へ。
ブランド
1・2からの続投。
ナワバリバトルの公式スポンサーを務める、スプラトゥーン世界を代表するブランド。
トッププロ育成・会場運営など、バトルのサポートに力を入れており、初心者用から上級者用までギアを幅広く展開している。
ファッション性においても、2ではリフレクタープリントのTシャツで若者の心を掴み、3では「再構築ファッション」「バンカラブーム」の火付け役となった。
ギアに統一性が見られないため、基本的にはスプラトゥーンによる完全オリジナルのブランドであると思われる。
ただし、ロゴ(交叉してバトルしているイカ)については、イタリアのストリート系ファッションブランド「Off-White」(オフホワイト)と大阪のスポーツウェアブランド「DESCENTE」(デサント)が似ているのではないか、という指摘がある(考情報元:http://fluffmore.com/batroika_brand/)
オフホワイトの創業者ヴァージル・アブローは、欧米のファッションデザイナーとしてはメゾン・マルジェラを創設したマルタン・マルジェラ以来の天才とされることもあり、全ブランドのリーダーというイメージはここから来ているとも思われる。
また、デサントは冬季オリンピックの日本代表選手団のウェアを度々手掛けているブランドのため、ナワバリバトルの公式スポンサーや高い機能性というイメージはここから来ているかもしれない。
2でリフレクタープリントTシャツをデザインしていたという部分は、ニューヨークのブランド「ICNY」(アイスコールドニューヨーク)が元ネタ。
3の再構築ファッションの火付け役という部分は、文面からすればパリの「Maison Margiela」(メゾン・マルジェラ)だが、グランジ(古着系・ダメージ系ファッション)の火付け役であるアメリカの「Marc Jacobs」(マークジェイコブス)や日本の「NUMBER (N)INE」(ナンバーナイン)などの要素もあると思われる。
名前は「バトル」+「イカ」から。
アタマ
イカバケット
2からの続投。
バケットハット。バケツを逆さにしたような形状をしている帽子のこと。
一説にスポーツ観戦用として作られたとも言われ、ナワバリバトルの公式スポンサーであるバトロイカに相応しいギア。
様々なブランドから出ているアイテムだが、Stüssy(ステューシー)の定番アイテムであるバケットハットが似ているのではないかという説がある。https://www.stussy.jp/products/stock-bucket-hat
参考情報元:https://tannsokumegane.com/splatoon2gire-motif/
実際、ロゴの雰囲気や、目立たないように同系色で縫製されたアイレットなどは近いと思われる。
また、Stüssyもバケットハットも特に1990年代を代表するファッションである。
エラブリースマスク
アメリカの世界的化学メーカー3Mの防毒・防じんマスク「3M™ Reusable Half Face Mask 6000 Series」(日本での製品名は「面体6000」)。https://www.mypower2u.com/3m-6200-half-facepiece-reusable-mask-respirator-set
名前の「ブリースマスク」は、オランダの世界的電機メーカーPhilipsが2020年11月に発売した「ブリーズマスク」が元ネタ? https://www.philips.co.jp/c-e/hs/breeze-mask.html
「エラ」はガスマスクの吸収缶を魚の鰓(えら)に見立てたものと思われる。
フク
イカバッテン マスタード
2からの続投。
これ単体だとわかりにくいが、前作にあった「レトロジャッジ」も含めて考えると、元ネタは1960年代にアメリカのmayo SPRUCE社が生産していたスヌーピーのビンテージスウェットであろう。https://fashion.aucfan.com/yahoo/g442358792/
余談だが、ゲーム中のスウェットには首元に「前V」と呼ばれる1960年代ごろまで使われていたディテールが存在する。
本家mayo SPRUCEのスウェット(https://peanuts.collectionhero.com/outer/gallery_listings.php?keyword=sweat)にはないと思われるため、単に元ネタをコピーするのではなく当時のディテールを調べて付け足したという凝ったデザインになっている。
イコTゴブゴブ
再構築ファッションを創始したパリのモード系ブランド、Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)の「Artisanal」(アーティザナル)ラインから、2004年秋冬コレクションとして発表された再構築Tシャツ。https://www.middlemanstore.com/archive/martin-margiela-aw2004-artisanal-split-t-shirt
もっともArtisanalの作品は全て一点ものなので、マルジェラに追随した他ブランドによる大量生産品の方が作中のプロダクトとしては近いか。
2016年秋冬のOff-White x Midnight Studiosによる再構築Tシャツなどがカラーリングもよく似ている。https://poshmark.com/listing/OffWhite-x-Midnight-Studios-Hooters-Shirt-Medium-5bc8e494d22c66c78f3e5f9c
「イコ」=イカ+タコ(イカサンTのイエロー版とタコサンTを組み合わせたものであることから)
「ゴブゴブ」=五分五分
サキイカホワイト
主人公である新3号の初期装備にして、「再構築ファッション」「バンカラブーム」を巻き起こした今作のファッションを象徴するギアとされる。
主な元ネタはパリの代表的モード系ブランドMaison Margiela(メゾン・マルジェラ)によるTシャツ。
マルジェラは1991年に「Artisanal」(アーティザナル)というコレクションを発表し、ファッション界に再構築という概念をもたらした。
以下はブランドの創設者マルタン・マルジェラのデザイナー退任が公表される直前の2009年春夏コレクションに登場したモデル。https://huibenshop.com/products/maison-martin-margiela-aw09-ripped-tee
ただし、新3号の着こなし方は、「グランジ」と呼ばれる、Nirvanaのカート・コバーンに代表されるストリート系のファッションに近いようにも見える。
ここからすると、裏原系の代表的ブランドで、日本でいち早くグランジを取り入れた「NUMBER (N)INE」(ナンバーナイン)の2002年秋冬コレクションのダメージ加工Tシャツなどのイメージもあるかもしれない。https://vector-park.jp/item/098-901809160002/
「サキイカ」(裂き烏賊)は生のイカやするめを炙り焼きにして裂いたもののことで、このギアがダメージ加工Tであることから。