元ネタ一覧/ギア/アタリメイド

アタリメイドのギアの元ネタと思われるもの。
あくまで推測なので実際に元ネタとなっているのかは不明。

他のギアについては、元ネタ一覧/ギアを参照。
ブキ等に関する元ネタは元ネタ一覧を参照。情報提供等も元ネタ一覧のコメント欄へ。

ブランド解説

ヒーローシリーズなどのヒーローモードに関わっているギアに付けられているブランド名。
アタリメ・メイド（アタリメ司令製）を縮めてアタリメイド。

アタマ

ヒーローブレイン レプリカ

見た目は骨伝導イヤホンに見えるが、名称まで考えると、アメリカのブレインテック企業InteraXonの脳活動計測デバイス「Muse」第一世代のホワイトが元ネタと思われる。
https://www.mobihealthnews.com/content/116m-eeg-wearable-maker-interaxon-goes-after-mental-health-professionals-corporate-wellness

近年では「マインドフルネス」という形で欧米でも瞑想が浸透しつつあるが、この脳デバイスは瞑想の効果を可視化することで、瞑想を習慣付けることに役立つ利点があると言われている。https://www.rentio.jp/matome/2021/05/muse2-review/

ただし実物のMuseの掛け方は頭の後ろに回す訳ではなく、バンドの部分が額に来るようにするものである。
ゲーム中のヒーローブレインは、スタイリッシュな骨伝導イヤホンにも見えるように、実物とは掛け方を変えたものと思われる。

また、かつてオーストラリアに存在したブレインテック企業Emotiv Systems（現在の米国企業EMOTIVの前身）が2008年に開発したゲーム用脳波コントローラ「EPOC」も近い。 https://www.techradar.com/news/computing/the-future-of-brain-computer-interfaces-revealed-1101287

フク

アーマージャケット レプリカ

1・2からの続投。
The North Face（ザ・ノース・フェイス）の「Aconcagua Hoodie ND18104」（アコンカグア・フーディーND18104）の黒緑柄から、フード部分を取っ払ったもの。https://www.2ndstreet.jp/goods/detail/goodsId/2320791698995/shopsId/30758

他には同社の「Nuptse Jacket」（ヌプシジャケット）なども比較的近いかもしれない。

ヒーロージャケット レプリカ

1・2からの続投（3ではamiiboによる入手）。
元ネタは、ドイツのリフレクターウェアブランドSalzmann（ザルツマン）の安全ベスト「Hi Vis Multi-Pocket Vest」（高視認性反射ベスト）。https://www.amazon.co.jp/Salzmann-3M-%E9%AB%98%E8%A6%96%E8%AA%8D%E6%80%A7%E5%8F%8D%E5%B0%84%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88-%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/B093BT21L8
ゲーム中では黒いスタンドカラーブルゾンと合わされているが、これはSalzmann公式サイトのイメージ画像からであろう。https://www.salzmannltd.com/products/salzmann-3m-multi-pocket-vest

どう見ても工事現場の安全ベスト……というより、実際それが主用途ではあるのだが（厳しい欧州の安全規格を合格済）、Salzmannは上記のように普段使いのファッションとしてのコーディネートも提案しており、日本でもサイクリング時などに着る人も多いようだ。

Salzmann社も使用している3Mスコッチブライト反射材は、2012年に設立されたニューヨークのストリート系ブランドICNY（アイスコールドニューヨーク）がファッションアイテムとして使用してから注目され始め、スプラトゥーン1発売と同じ2015年にはそのICNYがPumaとコラボするなど、当時流行になりつつあった。
スプラトゥーン世界でも、リフレクター素材は2017年に発売された2時点でバトロイカが得意とする流行りのファッションとして設定されている。
こういう潮流を受けて、リフレクタージャケットがヒーロー装備として採用されたのかもしれない。

ヒーロースーツ レプリカ

Klättermusen（クレッタルムーセン）の「Allgrön」（アルグロン）の初期モデル。 https://www.buycott.com/upc/7340036263677
参考情報元：https://twitter.com/oratnir/status/1572452553945939969

クレッタルムーセンはスウェーデンのアウトドアブランドで、環境負荷を考えた物作りや、シンプルさと近未来性が同居した北欧モダンなデザインが特徴。
特に、斜めに走るフロントジッパーは同社のプロダクトの象徴となっている。
ちなみになぜこのように傾斜が付いているかというと、フロントジッパーを締め上げた時に、ジッパーの金具が顎に干渉しにくいようにするためである。

なお、Allgrönの現行モデルである「Allgrön 2.0」は斜めのフロントジップの角度が垂直に近くなっており、形状的にはヒーロースーツにそこまで似ていない。
その代わり「Dusty Yellow」という新色が追加されており、色合い的にはヒーロースーツに近くなっている。https://www.momentsbydezign.com/new/allgron-2-0-cutan-waterproof-jacket-dusty-yellow-klattermusen-womens-shell-jackets/

クツ

ヒーローキックス レプリカ

1・2からの続投（3ではamiiboによる入手）。
主な元ネタは、Nikeから2013年に発売された「Air Max 95 No Sew」（ノーソー）のVolt-Dark/Charcoal-Mid Fogというカラーリング。https://aucfree.com/items/p668379252
参考情報元：https://zkmncloset.hatenablog.com/entry/2017/07/20/224607

ただし、ゲーム中のクツはかかと回りが突き出ていて後部を覆うような特殊な形状になっており、ここは独自デザインであろう。

なお、1発売より後であるため、元ネタでは有り得ないが、2021年発売のNike「Air Max 95 "Kiss My Airs"」の方がカラーリング上は上記のスニーカーよりも見た目がヒーローキックスに近い。

「キックス」（Kicks）は英語でスニーカーを意味する俗語。

ヒーローブーツ レプリカ

このクツの特徴として、かかとからサイド・つま先までシューズ全体を覆うタイヤ状の巨大なソールが挙げられる。
形状はそこまで似ているという訳ではないが、コンセプトだけ見ると、adidasとヨウジヤマモトのコラボブランドであるY-3の「GR.1P HIGH」から着想を得たものだろうか？https://hypebeast.com/2021/3/y-3-gr1p-high-core-white-black-289050-yohji-yamamoto-release-information-hbx https://www.fashion-press.net/news/70589
これは2020年10月発表、2021年3月発売で、時期的にも合致している。

また、2020年にアメリカのスポーツウェアブランドUnder Armourが発売した「HOVR Summit Fat Tire」なども近いだろうか？ https://hypebeast.com/2020/10/under-armour-hovr-summit-fat-tire-official-release-date-info
こちらはソール部分にフランスの大手タイヤブランド、ミシュランが開発した技術を使用しているという本格派タイヤ型スニーカーである。

あるいは、adidasとカニエ・ウェストの「YEEZY Boost 750」辺りも関係があるだろうか？https://sneakerwars.jp/items/view/3655

なお、ソールの形状だけ考えれば、スペイン発パリの高級ファッションブランドBalenciaga（バレンシアガ）の「Defender」（ディフェンダー）とよく似ている。https://www.balenciaga.com/ja-jp/defender-%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC-%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5-685611W2RA69700.html

しかし、時期を見ると、ディフェンダーの発表が2021年10月2日なのに対し、スプラトゥーン3のヒーローブーツは2021年9月24日のPV（https://youtu.be/4IzHbpEcUaw?t=83）で既に初登場しているため、これらは互いに直接の関係はないと思われる。

また、ソールの模様はNikeの「ISPA Link」がよく似ているのだが、こちらも発表はスプラトゥーン3のPVより後の2022年4月である（https://nike.jp/nikebiz/news/2022/04/28/5185/）。