言語別対応表

Last-modified: 2022-11-08 (火) 15:03:04

スプラトゥーン3は、日本語、英語、フランス語(フランス・カナダ)、ドイツ語、イタリア語、スペイン語(スペイン・中南米)、韓国語、オランダ語、ロシア語、中国語(簡体字・繁体字)といった、10言語(簡体字と繁体字を分けるなら11言語)に対応している。
今作では、Switch本体の言語設定を切り替えるだけで、簡単に言語が変更できるようになった。故に前作より調査が簡単になった。

ただし、フランス語(北米)、スペイン語(欧州)を表示する場合は地域設定の変更も同時に必要になるため、少々面倒。もともと初代のスプラトゥーンのローカライズの際にNintendo of America(以後、NOA)とNintendo of Europe(以後、NOE)の協力体制が整っていないと考えられ、初代でローカライズされたものは大きく翻訳が異なるものが存在する。例えば、フランス語におけるプロモデラーはNOEでは「Aérogun」なのに対して、NOAでは「Pouche-pouche」である。そのため、フランスとカナダ在住のフランス語コミュニティーでスプラトゥーンの会話をするために比較表が作られるぐらいである*1。スプラトゥーン2からは円滑なコミュニケーションのために、一部の地域性を除いて極力近くなるようにローカライズされている。

日英対応表以外は、需要が不明であるが、教養として覚えておくと自慢できるかもしれない。

対応表一覧

外国語同士の見比べは、10言語対応表へ。

余談

スプラトゥーンの言語環境

日本版スプラトゥーン2は、実は多言語対応ではない。日本で買った場合は、本体設定で言語を変えたとしても、日本語でしか遊ぶことができないのである。他言語で遊ぶためには、海外版のスプラトゥーン2が必要であった。

初代スプラトゥーンの北米版は英語・フランス語・スペイン語、欧州版は英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語が収録されている(海外版のWii Uでは設定に言語切り替えが存在する*2)。また、英語においても北米版と欧州版では一部翻訳が違った*3。余談ではあるが、スプラトゥーンにはオランダ語・ロシア語・ポルトガル語の電子説明書が存在し、その電子説明書にサブウェポンスペシャルウェポンの各言語における名前が掲載されている。ただし、スマブラSPでは別の名前が使われており*4、スプラトゥーン3ではスマブラSPの名前からそれぞれ「Megalofoon 5.1」、「Мегалофон 5.1」となっている。
スプラトゥーン2では欧州版に対して、新たにオランダ語・ロシア語が追加された。また、英語翻訳もアメリカ英語に統一されている。
韓国版の登場は、日本版・北米版・欧州版よりも遅く(日本版などが、2017年なのに対し、韓国版は2019年発売)、サーバー的には欧州版と同じであった。ちなみに韓国で無印版は発売されていない。

話者人口

話者人口的には、中国語>英語>スペイン語>ロシア語>日本語>ドイツ語>フランス語>韓国語(北朝鮮人口含む)>>イタリア語>>>オランダ語である。
オランダ語に至っては、ポーランド語やウクライナ語よりも話者人口が少ないのに対応しており、なぜかロシア語より話者人口の多いポルトガル語には対応していない(スペイン語と似てるから?)。
ちなみに、『マリオカート8 デラックス』はスプラトゥーン3の10言語に加え、ポルトガル語にも対応している。
『あつまれ どうぶつの森』や『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、スプラトゥーンと同じ10言語対応なので、任天堂的には10言語(オランダ語>ポルトガル語)対応が標準なのかもしれない。

コメント


*1 https://www.jeuxvideo.com/forums/42-33240-39864835-1-0-1-0-differences-quebec-france.htm
*2 https://en-americas-support.nintendo.com/app/answers/detail/a_id/1151/~/how-to-change-the-system-language
*3 リッター3Kは「E-liter 3K」と「E-Litre 3K」。カモンは「C'mon!」と「To me!」
*4 オランダ語版は電子説明書では「Dodelijke sirene」(致命的なサイレン)なのに対してスマブラSPでは「Megalofoon」。ロシア語版は電子説明書では「Смертоносная сирена」(致命的なサイレン)なのに対してスマブラSPでは「Мегалофон」。